2023年1月29日日曜日

              私の自慢話(1)


 現在私の妻は仕事をやめて専業主婦をしているが、結婚後約十年間、今から二年前に妻が高校教師を退職するまで、私たち夫婦はとも働きであった。この時期はちょうど私たちの三人の子供が幼児期を過ごした頃である。妻は出産後一年間の育児休暇をとったがそれが終わると、私たちはこどもを保育園に預け、妻は職場に復帰した。三人の幼な子を抱えてのとも働きは、私たちのような核家族の親にとっては大変なことであった。

 小さい子を二人も三人も抱えていると、家事の量も膨大になる。たとえば洗濯。オムツから子供の肌着、遊び着、タオル、親の衣類と集めてみると大変な量になり、毎日四回に分けて洗濯しなければならなかった。洗濯そのものは全自動の洗濯機を利用したが、それだけの洗濯物を干して、取り入れて、畳んでとなれば相当な時間がかかる。

 したがって、私は育児も家事も妻と同様にしなければならなかった。当時の私の典型的な日課は、朝四時半頃に起床、その後七時半に出勤するまで家事、午後六時過ぎに帰宅して休みなくこどもの世話や家事をし、夜十時頃に就寝というものだった。男性が家事や育児をするといっても、特定の事柄について女性の手伝いをするだけというケースも多いようだが、私の場合はこどものオムツ替えからオムツの洗濯、食事作りまで、すべての事を妻以上にやったと思っている。

 我ながらよくやったと思うが、客観的に考えて誰もがこれだけやれるとは思わない。また、自分の体験を振り返れば、本当に共働きがいいことかどうかも疑問だと思っている。

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