サルの政治 について
この項のタイトルを何としようかと考えて、困った。内容的には一九九四年から一九九五年にかけての日本政治について論じた文章なので、それらしいタイトルにしたかったのだが、この期間の日本の政治があまりにもばかばかしいものだったので、まじめなタイトルをつける気にはなれなかったのだ。
そこで、呉智英氏の「サルの正義」をもじって「サルの政治」とすることにした。
一九九三年、自民党が野党に転落し、本来ならここから日本政治の変革が始まってしかるべきだった。ところが実際には何一つ中身のない、形ばかりのパフォーマンス(猿芝居)に終わってしまったのである。
ここに露呈されたのは、自前の政治哲学も、ほんの1年先を見通す政治的展望も持ち合わせぬ政治家と、マスコミに踊らされて三流の見せ物に満足した一般庶民が、日本政治を競合脱線させる姿だったのである。
サルの政治
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